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2005年11月23日

おばあちゃんの館

岐阜市内から車で1時間ほどの山奥へスケッチに出掛けた。既に紅葉は盛りを過ぎて自然林の黄葉が見事だった。絵の腕はイマイチだが、板取川畔に腰掛け清流のせせらぎと澄んだ空気を吸って大いに英気を養った。そこから6キロも山奥に分け入ったところに「おばあちゃんの館」という屋号の食堂があった。囲炉裏に炭火でご飯と里芋をこねたダンゴを焼いて生姜醤油を刷毛で塗り食べたり、100パーセント蕎麦粉の田舎蕎麦に取れたてのワサビをおろして食べたりで思わぬご馳走に出会した。文字通りおばあちゃん手作りの料理に素朴なご接待を受け実に気持ちの良い一日であった。

投稿者 zuiryo : 2005年11月23日 20:51

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