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2006年01月27日
習字
今日は習字の稽古日である。仲間10人を誘い寺を会場に先生にお越し頂き2時間やる。私は瑞龍寺に入寺して間もなくの頃、ある人から墨跡を依頼された。何枚も書いてみたが、それは見るも哀れ酷い字であった。これは何とかしなければならないと考えている時、ひょんな縁から或る高名な先生について稽古出来るようになった。爾来22年間、月4回のペース。確かに真似上手にはなったがオリジナルとなると全く駄目、腕の方は一向上がらないのが悔しい。しかし稽古をして書を見る目が養えた事と、書に対していつも襟を正す気持ちを持てるようになったのが良かった。禅僧なら縛られず自由に書いたら良いようにも思えるが、多くの人の目にさらされる。「書は人なり」で、恥ずかしい字は書いてはいけないと、いつも心がけている。
投稿者 zuiryo : 2006年01月27日 16:38
コメント
22年間弛まずお稽古されていたのですね。
頂戴した色紙はまさにOriginalですよ。
投稿者 尾高忠昭 : 2006年01月27日 22:22