2006年03月18日
レ・ミゼラブル
過日、俳優の滝田栄氏が寺に来られ、その折りレ・ミゼラブルの舞台を14年間勤められた話を聞いた。このミュージカルは演ずる者にとっても大変ハードで、14年間でくたくたになったと仰った。しかしその充実感は苦労が多い分だけ一層身に迫って感ぜられるということだった。公演が終わって舞台挨拶に出たら全員総立ち、スタンディングオベーションで30分間拍手が鳴りやまなかったそうだ。この時身の毛がよだつほどの快感を味わったと仰っておられた。これは一度見に行かねばならぬと感じた。あの少女コゼットの看板もロンドンでは馴染みのもので、一層親しみを感じていた。日本では1987年帝国劇場で初演以来19年間も続いている。さて感想はと言えば、「素晴らしかった!」の一語に尽きる。観客の大半は中年の女性ばかりで少々気が引けたが、出演者は日によって代わるそうだから機会があれば又見たいと思った。
投稿者 zuiryo : 2006年03月18日 20:32
コメント
能舞台を招待を受け、女房と参りましたが、素養がない小生はあくびを連発。女房殿に叱られたことを思い出しました。
あの時、一杯やりながら観賞できたら、女房の機嫌を損なわずに済んだかな?
しかし、当時は仕事で追われ余裕がながったのも事実。そして今も余裕なし。
能を観賞出来るような余裕を持ちたい、此の頃。
投稿者 宋典 : 2006年03月20日 12:51