2006年05月25日
忙中閑有り
しばらくご無沙汰しました。15日から1週間、半夏大接心(はんげおおぜっしん)その後も立て続けに仕事に忙殺され息つく暇もない日々。28・29日は僧堂創建の祖、円照禅師毎歳忌である。そのための諸準備で雲水は連日境内の掃除に追われている。昨日は野一色檀徒30人余り、庭掃除の奉仕に来てくれた。今年は雨が多く梅雨を思わせる天気模様、庭木の剪定や丸刈りの予定が大狂いである。そんな中でも体が鈍らぬようちょっと暇を見つけて岐阜城まで山登をしてきた。爽やかな初夏の風が吹き抜け気持ち良い汗を掻いた。寺に戻ると愛犬ハチは丁度夕食が終わったところ。私をめざとく見つけると足下にすり寄ってごろり横になった。これは背中を掻いて欲しいという合図である。毛の抜け替わる時期で掻いてやると気持ちよさそうに目を細め体をくねらせて喜ぶ。抜けた毛が風に吹かれて玉になって飛んでいった。
投稿者 zuiryo : 2006年05月25日 19:42