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2006年05月31日
気功
昨日に引き続き山神温泉での話し。夕食も済んで部屋に戻ると弟子が「マッサージを致しますで・・・・。」と言う。彼はいつも旅の宿では体を揉んでくれるので、「おう、頼むわ!」と言った。いつもの通り揉んでくれるのかと思ったら、只手を当てるだけで、何かぶつぶつと独り言を言いながらやっている。変なマッサージだな、と思ってじっとしていた。時折足裏に当てた手をぶるぶる振っている。説明に寄ればこれは気功という治療法で気の流れが滞留している部分を見つけ足裏から自分の手に流すのだそうだ。ビリビリと伝わってくるので、時折それを振るい出していたと言う。1時間ほどで終わり、「どうですお腹の当たりがスッキリしてきたでしょう。」と言うから、本当はぜ~んぜんスッキリしていなかったが、悪いから、「うん、なんかスッキリしたような感じ!」と言った。後、何処かやって欲しいところはと言うので普通に背中を揉んで貰った。この方が確実に効いた。難しい理屈は解らぬがこちらの気持ちがリラックスし気持ちよさを実感できないような治療は所詮駄目だ。1日も早く気功など止めて昔ながらのマッサージにして欲しいと願った。まっ、只だから文句は言えないが。
投稿者 zuiryo : 2006年05月31日 10:32