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2006年10月23日
喜寿の茶事
20数年来、私を支えて下さった総代さんが目出度く喜寿を迎えられた。岐阜の名家、さすがお祝の仕方も違う。ご自身が亭主になって相客5人、極く親しい人だけの落ち着いた茶事を催された。過去にも還暦・古稀も同様だったが、今回はこういう形式でやるのは多分最後だからと仰って、大名物が何点か出てきた。見る目のない私などには勿体ないようなものだが、茶事の雰囲気と言い、お菓子・お茶・懐石と、全てが素晴らしく、そのグレードの高さには恐れ入った。招待客からのお祝品は風炉先屏風、名前の一字をとって4句の字を書かせて貰った。私とは丁度一回り違いなのだが、益々元気に第一線でご活躍されている様子を見るにつけても、私もこの元気さにあやかりたいものだと思った。それにしてもさすが岐阜は、歴史のある街だ。懐の深さが違う。
投稿者 zuiryo : 2006年10月23日 16:43