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2006年10月31日

隔宿諷経(かくしゅくふぎん)

10月31日は通常の月末とは違って、明日から雪安居(せつあんご)に入る節目の日である。寝忘れで朝はいつもよりゆっくり休めたが、粥後は大四九の掃除・塔所掃き・大接心の諸支度など、てんてこ舞いの忙しさ。午後3時半より隔宿諷経、本堂・開山堂・韋駄天・塔所・禅堂と、境内一巡して諷経、薬石も早々に6時から総茶礼、寮頭の会中評議と続き、9時少し前からは堂内告報がある。こうして順に諸行事をやってゆくうちに段々気分も高揚してきて、いよいよ明日からは入制大接心なのだと、緊張してくる。何十年経っても気分は雲水で、こちらも自然に引き締まってくるのだが、今年は暖かな日和続き、これでは折角の大接心も台無しだな~と思っている。一日も早く木枯らしが吹いて欲しいと願っている。

投稿者 zuiryo : 2006年10月31日 19:25

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