« 画家、N先生 | メイン | お歳暮シーズン イン »

2006年11月30日

画家、N先生パート2

伺えば、お盆には大船のS寺の和尚にお経を上げに来て貰っているという。その和尚は私が嘗て鎌倉に住職して居た頃の親しい友人であった。先生が岐阜のご出身と言うことで、話しの折り、「・・・じつは私の友人が岐阜で住職してまして・・・・。」と、私のことが話題に上ったのであろう。そこで、「私あなたを存じ上げています。」となったわけである。その後、岐阜市内の画廊で先生の個展が開かれ、拝見に出掛けると大変喜んで下さった。また奥さんが寺に坐禅を組みに来られたり、下呂のSホテルで催された茶会にご一緒したりと、益々ご縁が深まっていった。岐阜に転居されてからは、いろいろな所でしばしばお目に掛かるようになった。ついこの間も、栄三・東一兄弟展の折り市博物館で、また今日偶然美術館でお会いしたというわけである。矢張り郷里は特別の感慨があるようで、一時体調をくずされていたが、俄然元気になり、創作活動を再開されたそうだ。先生は舞妓がお得意であるが、来年は個展も計画されているようで、素晴らしい絵を拝見できるのが今から楽しみである。

投稿者 zuiryo : 2006年11月30日 14:44

コメント