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2006年11月24日

同窓会

郷里のS高校支部の同窓会があり講演を依頼されたので出掛けてきた。最近、本部総会では同級生のA氏が矢張り講演をされていた。彼は東工大の学長で、在学中から他を抜きん出ていたが、私の場合は超低空飛行で、義理と人情で卒業させて貰った者とは訳が違う。どだい講演などする柄ではないのだが、お坊さんだからと言うことなのだろう。40人前後の小さな集まりだったが、殆ど先輩ばかりで、中に91歳の老人もおられた。男ばかりの会で話しをするのはなかなか難しい。女性はこちらの話しに相づちを打ってくれるから、調子に乗せられて口の回転も滑らかになるが、男の場合は只じっと聞くタイプが多いので、ついこちらも堅くなって、冗談一つ言えない雰囲気になる。しかしどなたかが動員を掛けたらしく、嘗ての友人達も何人かやって来てくれて、久しぶりに旧交を暖める事が出来た。帰りは丁度折良く、平塚で開催されていた山本丘人展を観てきた。近代日本画を切り開いた偉大な画家と、以前土屋禮一先生から伺っていた。私には専門的なことは解らないが、何んか良い。図録は既に完売で残念ながら入場券だけを土産に帰ってきた。

投稿者 zuiryo : 2006年11月24日 15:03

コメント

遠路はるばる私どもの会にて講演
有難うございました。
黙って聞いていても、皆さん、何か感じた所が
有るようでした。
でも翌日の山本丘人展の鑑賞本当に良く
動かれますね。まだまだ若さがありますね。

投稿者 尾高忠昭 : 2006年11月24日 23:15