2007年01月08日
初釜
新年は茶道各流派の家元により初釜が掛けられる。私は松尾流なので、岐阜組数人と家元の所へ出掛けた。名古屋の方々とも一緒になり、相客合計13名、誠に楽しい会であった。数年前、大雪に降られて、道路は大渋滞、予定を30分も遅刻、とんだ目にあったことがある。昨日雪が降った時にはふっとその時のことが頭をかすめたが、今日は少々雨にはなったが、お陰様で定刻に着き安堵した。13日には松尾流岐阜松蔭会主催の初釜もある。こういう年中行事に出掛けると、一層新年を実感する。午後2時半に帰山すると、待ってましたとばかりに、ややこしい仕事。息つく暇もなく事務をこなす。まっ、忙しいうちが花かと思って、今年一年も元気よく頑張ろう。ところで新年の床の間には決まった飾り方があるようで、お寺の場合は三宝にお鏡をお供えするだけだが、ご一緒したお宅では50年以上も同じ大きな熨斗を出して飾るそうだ。今でも水に戻せば食べられるという話しである。さすが旧家、余程大きなアワビで作られたものであろう。
投稿者 zuiryo : 2007年01月08日 19:33