2007年01月25日
お見舞い
10時半から尼僧堂の講了、つまり冬期修行の終了式というわけ。出頭の和尚さん方も忙しいのか、例年の半数ほどの寂しさ、引き続き特大施餓鬼会、出斎で首尾円成。帰山後、眼科へ、10年来のドライアイ治療、僧堂生活も長くなってすっかり血も涙もない人間になってしまった。帰りがけホームセンターに寄って障子の敷居滑りを購入、一端帰り再び、知人の病気見舞いに出掛ける。市内から30分ほどの郊外にある病院に入院されている。私より一回り以上も年上の方だが、ご夫妻共々、一緒に旅行をしたり、絵の稽古をしたり、大変親しくさせて頂いている。昨年末、腸の検査入院をし、相前後して肺炎を併発され、一時は生死の境を彷徨うほどだったと伺い驚く。既に峠は越えられ、しばらく話も出来た。お互いに固く握手を交わし、S氏の喜ぶ顔も見られて、本当に良いお見舞いが出来た。私もぼつぼつ老人組の仲間入り、他人事ではない。
投稿者 zuiryo : 2007年01月25日 20:08