2007年09月11日
尼僧
午前中、8月まで尼僧堂で修行し永暫したK尼とその師匠が挨拶にやってきた。伺えば子供は4人全て娘ばかりで、結局次女が寺の跡を継ぐこととなり、尼僧堂に入門したという次第。8月3日暫暇の日には近くの駅まで総代が出迎え、更にお寺の山門から両側に檀家のご婦人方により御詠歌が奉詠される中帰山したと言うことである。本人はさぞこそばゆいことだったと思うが、檀家の方々の力の入れようには驚いた。これだけ期待されれば、自ずと責任も感じ頑張ることだろう。新しい時代の尼僧のさきがけとなって欲しい。尼僧堂も開単以来早や5年半経過し、ぼつぼつ住職資格を取得して、師匠の跡を継ぐ者が現れてきた。宗門全体としてはまだ微々たるものだが、男に負けずに立派な和尚として活躍して欲しいものである。
投稿者 zuiryo : 2007年09月11日 20:50