2007年10月29日
イノシシ来襲
半月ほど前、夜中にイノシシがやってきて、隠寮の庭を荒らし回り、まるで鋤で掘り返したように杉苔を無茶苦茶にし、更に山際に積んであった丸太をゴロゴロ転がし深いところでは数十センチも穴を掘っていった。これはたまらんと思い、杉苔の上に紗を張り巡らし、杭で押さえつけた。これで良しと安堵の胸を撫で下ろしたところ、昨夜再び来襲、残りの杉苔を全て捲った上、山際の丸太辺を前回以上に猛烈に荒らし回り、穴ぼこだらけにして行った。雲水に聞くと、昨日の守夜の時、バキバキメリメリ音がし、イノシシらしい鼻息の荒い声がしていたという。市役所困り事相談室へ言ったところ、他にも何ケ所か同様にやられたところがあるそうで、猟友会に話しをしているところですと言うことだった。差し当たっては自己防衛以外にはないようだ。裏山じゅうをトタンで塀を作り囲うのが一番効果的と聞いたが、何百メートルにもなってしまい、簡単にはいかぬ。かくなる上は散弾銃でやっつけてやる以外にはないかとも思ったが、これは少々過激すぎると、思い止まった次第。そのうち猪鍋にでもして食ってやるからと、憤懣やるかたなしである。
投稿者 zuiryo : 2007年10月29日 18:34