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2008年01月04日
正月三ケ日も無事過ぎて
正月三ケ日も例年通りに終わって、今朝からは如常、矢張り、朝は大きな声を出してお経を読むところから始まる一日が一番だ。会社によっては7日から仕事始めという暢気なところもあるそうだが、僧堂は曜日に関係なく、いつも4日が仕事始めである。午前中、近くの和尚さんが年始に来られ、その後、アメリカへ嫁がれた知人の娘さん夫婦が1歳の子供を連れてやって来た。子育ては日本国内にいてもなかなか大変と聞くので、「慣れない外国で如何ですか?」と聞いたら、アメリカは種々雑多な国々の人の集合体だから、日本人の医者もおり、不都合はないという。但し看護婦さんはアメリカ人なので、言葉の問題が少々ありだと言うことだ。日常の事柄でも、困っていると周囲の誰かが直ぐ手助けをして呉れるそうで、随分助かるという。しかし日本の便利さに慣れた者には、戸惑うことも多いそうで、例えば水道の蛇口の修理ひとつに、何ケ月も掛かってしまうこともあるそうだ。日本では、宅急便などにしても、スピーディーで何と便利なものかと思う。この快適さが当たり前だと思ったら大間違いで、世界にはもっと不便で不親切で、頭がカッカすることが幾らでもある。
投稿者 zuiryo : 2008年01月04日 11:41