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2008年03月28日

カーリング型

昨日、日経を読んでいたら、コラムに大変面白いことが書いてあったので引用させて頂く。『社会経済生産性本部は、今年の新入社員の特徴を表すキーワードを「カーリング型」と発表した・・・・「氷上を滑走する石のごとくスムーズに就職できた。」入社後は方向を見定め、「そっと背中を押すことが不可欠」である。育成もカーリングの石と同様に「ブラシで氷をこするのをやめると減速や停止をしかねない」「磨きすぎると目標地点を越えてしまったりはみ出したりしてしまう」こともあり、上司には微妙な「ブラシさばき」がもとめられそうだ。』。思わず笑ってしまった。僧堂も春は入門シーズンで、新人が入ってくるが、今年に限らず「ブラシさばき」の大切さは同感である。カーリング競技で、石の前を一生懸命擦っている姿はやや滑稽に見えるが、あれを精神界の目には見えない部分で、我々はやっているわけである。こちらは相当一生懸命擦って滑り良くしたつもりでも、どいつもこいつも減速や停止野郎ばかりで、本当に草臥れる。

投稿者 zuiryo : 2008年03月28日 09:31

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