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2008年04月02日

寺庭婦人

寺庭婦人研修会の立て看板を見て、「てらにわふじんって、何んのことかしら・・・?」と言いながら若い娘さんが通り過ぎていった。「じていふじん」と読む。お寺の奥さんのことである。今日うちの寺を会場にして寺庭婦人の研修会が催された。私にも何かお話しを・・・、と依頼されたが丁重にお断りした。以前うちの道場で修行していた雲水が、辛さに絶えかねて夜脱走。すると翌日そこの寺庭婦人が僧堂に怒鳴り込んできたことがあった。私の可愛い子供を酷い目に合わせたからだという。修行道場ではビシバシやられるのは当たり前、辛いのも当然のこと。辛抱が足りなくて逃げ出すような奴は道場に入門する資格はない。爾来私は寺庭婦人を相手にしないことにした。近年小中学校のPTAが、学校へ怒鳴り込んだり、教師に傍若無人な振る舞いをすると聞いたことがある。九州の何処かの学校ではそれが余りにも酷く、遂に校長先生と教頭先生が同時に退職されたと新聞で読んだ。末期的症状である。「女性の品格」と言う本がベストセラーになる一方で、現実はこの有り様である。罪科のない人を、「人を殺して死刑に処せられたい。」と、刺し殺す。世の中何処か狂っちゃってますね。

投稿者 zuiryo : 2008年04月02日 17:05

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