2008年04月03日
頭の照り
毎朝洗面の後、塩を右人差し指に載せ、歯茎をゴシゴシ擦ると口中誠に爽やかになる。これは雲水時代からの習慣で、お陰で何時も歯医者さんからは、「あなたの歯茎は30代ですね~。」と褒められる。次ぎに鏡に向かってべ~と舌を出し、色具合を観察、また顔・頭の照り輝きを見る。これが私の健康を計るバロメーターである。特に頭がぴかぴか光ってないときは(一般の方の場合は無理な話だが)何処か体調不良と考え、意識してご飯なども良く噛み、静に部屋で坐り、呼吸を整えるようにしている。だから人様を見る場合でも、顔が輝いて居らず、どこか沈んだ感じの時は、「あっ、この人調子悪いに違いない。」と判断する。これが結構当たるのだ。「皮膚は内臓の鏡」と言うそうだが、目には直接見ることが出来ない腹の中が皮膚を通して見えるのである。そんなことを考えていたら、こころもその通りだと感じた。人の心くらい計りかねるものはないが、意外に見えるのである。目は口ほどにものを言いと言うが、今朝もハチと散歩に出掛けた。途中で突如立ち止まり、前足を揃えて突っ張っている。どうしたのかなと振り返ると、じ~と訴えるような眼差しである(この眼差しが又可愛いのだが)。つまり僕はこっちへ行きたいんだ!と言うわけである。時間がなかったので、「駄目!今日は時間がない、今度行ってやるから!」と言うと、諦めて素直に付いて来た。犬と人間でもこのくらいのコミュニケーションは取れるのだから、ましてや人間同士なら、一言も喋らずとも、相手の心は見えるものである。[訂正]、昨日のジャズダンスはヒップホップダンスの間違いでした。
投稿者 zuiryo : 2008年04月03日 09:18