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2008年08月09日
エコ生活、その2
以前にも書きましたが、CO2輩出を極力抑え、さらに諸物価高騰の折りから、更にエコ生活に努めています。近所への用事は全て自転車。しかし今日、ふと考えた。確かに自転車は良いけれど、帰ってくると全身汗まみれ、作務着の上までびしょ濡れ状態、そこで早速着替えるのだが、これで洗濯物が更に増え、その為に水を使い洗剤を使い電気を使う。その上部屋で体を冷やす為にクーラーをガンガン効かす。こうなるとトータルとしては、却って余計にCO2を輩出していることに成りはしないのか?例えば今流行の電気自動車にしても、その電気を供給する為に発電所では石油をガンガン使ってCO2をじゃんじゃん輩出して、電気を作る訳だから、果たしてトータルでどっちが良いのか分からないのではないだろうか。専門家から、「お前バカだな~!」と言われるかも知れないが、私の身の回りの出来事で言えば、暑いときの自転車はやめた方が良いかな~、と思い始めた。
2008年08月08日
ホームレス
近年、近くのK公園とB公園に専住のホームレスが居る。K公園の方は夫婦者で相当前からお寺の裏山の隅っこにビニールシートで小さな小屋を建て住み着いている。もっと以前は日当たりの良い處にいたのだが、そこは市の管理地の為追い出され、やむなくうちの山に転がり込んだという訳である。ところがその場所は風通しも悪くじめじめした場所で、さすがこの暑さで居たたまれなくなったとみえ、以来K公園のはじっこで寝起きしている。近くには瀧の流れる池があり、大きな欅の木の下で、寝ころんで漫画を見ている。さてB公園の方だが、こちらは70歳くらいの老人で、目下年金暮らし、収入の大半は可愛がっている野良猫群のえさ代に消え、生活は大変厳しいらしい。今日も早朝ハチの散歩でB公園に行くと、定位置にごろり横になり、7,8匹の子猫に囲まれて、幸せそうにしていた。多分、沢山の野良猫に慕われて、毎日一緒に野宿するこの生活が、何処よりも快適で、その人に合った暮らしなのだろう。我々から見れば世の中から落っこちてしまった人のように見えるが、しがらみに雁字搦めになっているよりは、脳天気なこう云うのも良いな~と、ふと思った。
2008年08月02日
サマーシンポジューム、08
午前10時半、関ヶ原で或る企業の催しに出掛けた。一種のメセナで、地域の親子を招き粘土細工、インド・ネパール・日本の彫刻家を招き、雄大なガンジスの流れ、高遠なヒマラヤの山々、を約20日間掛け彫刻作品として完成させ、交流広場を創ると言う広大な催しである。今日はそのオープンセレモニーで、ネパール大使ご夫妻も出席され、シタールの演奏などもあった。簡単な昼食を済ませ、12時半から私が30分ほど話しをし、その後クラシックギター・ピアノの演奏があった。この会社の会長さんは、企業活動と芸術を合体させ、社員の福利厚生として還元しているという独特の経営をされている。周囲は関ヶ原古戦場跡で囲まれ、今にその面影を留め、大変良い環境に恵まれたところである。現在どの企業も生き残りを掛けて必死になっているが、この会社にしても同様である。しかし只利益追求だけではなく、もっと深い心で会社全体を見つめている大きな人だと感じた。