2008年08月02日
サマーシンポジューム、08
午前10時半、関ヶ原で或る企業の催しに出掛けた。一種のメセナで、地域の親子を招き粘土細工、インド・ネパール・日本の彫刻家を招き、雄大なガンジスの流れ、高遠なヒマラヤの山々、を約20日間掛け彫刻作品として完成させ、交流広場を創ると言う広大な催しである。今日はそのオープンセレモニーで、ネパール大使ご夫妻も出席され、シタールの演奏などもあった。簡単な昼食を済ませ、12時半から私が30分ほど話しをし、その後クラシックギター・ピアノの演奏があった。この会社の会長さんは、企業活動と芸術を合体させ、社員の福利厚生として還元しているという独特の経営をされている。周囲は関ヶ原古戦場跡で囲まれ、今にその面影を留め、大変良い環境に恵まれたところである。現在どの企業も生き残りを掛けて必死になっているが、この会社にしても同様である。しかし只利益追求だけではなく、もっと深い心で会社全体を見つめている大きな人だと感じた。
投稿者 zuiryo : 2008年08月02日 20:43