« 尼僧の発願 | メイン | イノシシ再び現る »
2008年09月16日
18年目の滝行
12日から2泊3日、木曽の御嶽さんへ滝行に出掛けた。いつもの仲間数人と、3合目の大又山荘で合流、午後3時半第1回目の滝に入った。外気が温かかったので、屹度滝も温めだろうと高を括ったのがいけなかった、冷たいの何のって、両腕が付け根から痺れて殆ど感覚がない。いつも合掌して入るのだが、両腕が上がらないのだ。これには驚いた。しばらくだらりと下げたまま打たれているうちに、少しずつ血が通ってきたので、いつものスタイルで、合掌して打たれた。案の定終わって出てきたら脳天が裂けて血がたらたらと流れた。しかし打たれた後の快感は、何にも代え難いものである。空手の胴衣を着て入るのだが、中にはもっと刺激を求めて越中褌一つになって入る者もいる。体中が忽ち真っ赤になって、火を噴いたようになる。猛烈に痛いそうだが、一度これをやると病みつきになるそうだ。多少自虐的感じもするが、滝と一体になる醍醐味は堪らなく良い。この後、宿に戻って風呂に入り、飲むビールの旨いこと。しかし私は後、2年やったら止める積もりだ。20年と区切りが良いし、脳天を激しく打つので、そろそろ限界かなと感じている。
投稿者 zuiryo : 2008年09月16日 19:54