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2008年09月18日

イスラム世界

8月、久しぶりにロンドンのポールを訪ねた。今回はキッチン付きアパートを借り、自炊しながら逗留した。直ぐ近くにはケンジントンガーデンの広い公園があって、スケッチをしたり散歩をしたりのんびり過ごした。クインズウエーイ界隈を歩いていると、やたらイスラムの服装をした女性を見かける。そこで、以前よりイスラムの人が増えたのではないかと尋ねると、その通りだという。数年前、ロンドン市街同時多発テロで数十人が死に、百数十人が負傷した。これはイギリス在住のイスラム人の犯行であった。ポールの話しでは数十年後のイギリスではイスラムの政党が出来、やがて議会でも発言力を増してくるだろうという。彼にもイスラムの友人がいるそうだが、実に紳士でいい人ばかりだと言う。しかし一部のイスラム原理主義の連中が、無差別テロを引き起こしている。キリスト世界は「愛」が根底にあり、イスラム世界は「恨み」だそうだ。話を聞けば聞くほど理解できないことばかりだが、是非関連の本を読んで欲しいという意見に従って、帰国後、どっさり買い込んで目下研究中である。兎も角何も知らないで言うのは良くない。

投稿者 zuiryo : 2008年09月18日 21:11

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