2008年12月28日
餅搗(もちつき)
毎年28日は餅搗の日である。私が雲水時代は人数も多く、お供え用の鏡餅も膨大な量だったので、三升一臼で四十臼近く搗いた。そのために石臼を二つ並べて、三人で搗いた。双方自然に競争のような気分になって、かけ声も勇ましく、臼が踊り出すようだった。瑞龍寺へ来てからも、しばらく臼で搗いていたのだが、近年は人数も少なくなったので、機械でこね回し、餅が出来上がるというやり方である。昔のことを思うと寂しい限りだが仕方ない。さて今日も窓ふき、部屋掃除、つくばい洗いなど、年末大掃除の続きをやった。朝から日が差し風もなく、外で作業をしていても余り寒くなく、快調に片づけ終わった。
投稿者 zuiryo : 2008年12月28日 15:38