2009年04月12日
カラス害
先日カラスの散歩を眺め微笑ましく思ったと書いたが、今日は怒髪天を衝く。隠寮庭の杉苔を相当な範囲突っついてめくり上げ、穴だらけにして行った。こんな処突っついたって何も出てきやしない。これは明らかにカラスの暇つぶしにやった仕業である。それも1羽や2羽ではない、団体さんで、お年寄りが集まってゲートボールを楽しむが如くに、カラスの穴掘り大会をしているのだ。近頃、隠寮の庭に面した濡れ縁を歩くと、10数羽のカラスが庭に降りて何やらがさごそやっていたが、ただの散歩に飽きたらず、ついにこんな遊びをおっぱじめたと言うわけだ。知人の庭でも小鳥がどどっとやって来て、悪戯するので庭全面を、特性網で被ったという話を聞いた。うちの場合は範囲も広く、網で被うといっても容易なことではない。さりとてずっと見張り番をして、その度に追っ払うと言うことも出来ない。以前山から猪が降りてきて庭の杉苔を荒らし回ったことがあり、それはビリビリ電線で退治した。しかし今回はこれと言って有効な対策はない。ひっ捕まえて焼き鳥にして食ったら、図体も大きいし相当食いではあると思うが、今までカラスの焼き鳥というのは聴いたことがない。よく見ると、目つきは鋭いし人相も悪く、何だか憎たらしい顔をしている。この調子で毎日庭に来てはほじくり返されたら、猪の被害どころではない。頭の中が真っ黒になった。
投稿者 zuiryo : 2009年04月12日 20:02