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2009年07月04日

梅雨

高温多湿は例年の梅雨そのもので、覚悟の上とは言いながら、ちょっと動いただけでもびっしょり肌着が汗まみれ、結果洗濯物が大量に出る。干そうと思えば雨が降り乾かない、まったくもう嫌になる。そこで暑さ解消とストレス発散のために近くのプールへ泳ぎに出掛けた。そこで学生アルバイトと話しをしたら、彼は秋田県出身、今年岐阜市内の薬大に入ったのだという。初めての猛烈な岐阜の暑さに出会すわけだ。そこで一言忠告、殺人的暑さにやられ死なないように頑張れと激励した。思い起こせば、27年前私も始めてこの猛烈な暑さに遭遇し、此処は人間の住む所じゃ~無いな~!と実感した。9月になると体の芯の熱がずっと籠もって抜けず、原因不明な倦怠感と食欲不振に襲われ苦しんだ。結局これは夏負けだったのだが、普通の岐阜人になれるまでに約10年間かかった。それまで住んでいた鎌倉の寺は、通称、軽井沢と言われた超涼しいところだった。夏でもクーラーや扇風機は要らず、団扇が一つあれば充分だった。そう言う快適なところから殺人的ところへ来たのだからたまったもんじゃない。よくぞ今まで健康で生きてこられたものだと我ながら感心している。暑いときには一端汗を思いっ切り掻いて、後で水分を充分補給しておけば、体自身がクーラーのようになって、爽やかになる。昨年はロンドンへ避暑をかねて出掛けたが、これは大失敗だった。毎日しとしと冷たい雨が降り、昼間でも少しストーブが欲しいほど。こんな陰気くさいところは二度とごめんだと思った。やはり夏はかっと暑くなって、どどっと汗を掻く、これが一番と改めて悟った。

投稿者 zuiryo : 2009年07月04日 19:32

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