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2009年07月25日

花火大会

夏の風物詩、花火大会が各地で催されているが、岐阜では7月下旬と8月上旬に、二つのライバル新聞社によって、ほぼ同規模の花火大会が2回行われる。長良川の河川敷を利用して行われるため、見物する方は相当広範囲に散らばって眺められるので良いのだが、市内に住む者にとっては全く迷惑千万な催しである。午後から道路は大渋滞で、ちょっと買い物に出掛けることも出来ない。今日もうっかり当日だったことを忘れて出掛けしまい、酷い目にあった。とこんな言い方をすると毎年楽しみに見物される人には、この野郎!と叱られそうだが、せめて開催は1回にして貰いたい。新聞社もそう張り合わずに仲良くやれば費用も二分の一で済むわけだし、こんな良いことはないと思うのだが、外野席の我々とはまた違った考えがあるのかも知れない。ところで今日は午後から猛烈な雨、バケツをひっくり返したようだった。その後も止んではまた降りの繰り返しだったから、見物人も主催者も気の揉めたことだろう。7時頃から打ち上げの派手な音が聞こえていたから一応強行したとみえる。数年前この花火を親戚の者が見にやって来たので、いやいや案内をしたことがある。まっ、綺麗なことは綺麗だったが、帰りの混雑を考えると憂鬱になった。寺からは距離にして2キロぐらいなので歩いていったが、道路は人で一杯、通勤ラッシュのホームみたいだ。それにいつも思うのは露天商の数の多さである。ああいう人はそれで飯を食ってるのだから、これも下手なことは言えないが、兎も角多いったらない。それぞれが発電機を使うから騒音と排気ガスで辺り一面もうもうたる煙と匂い、河原の清々しさなどまるでない。もう一つ思うのは見物料がただだと言うこと。何方かが費用を負担しているのだろうが、これもバカにならないだろう。我々はそれを無料で見物できるのだから、がたがた言うのは止めて置いた方が良さそうだ。

投稿者 zuiryo : 2009年07月25日 21:26

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