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2009年08月22日

百円ショップ

日本に来る外国人の人気ナンバーワンは百円ショップだと聞いたことがある。知人で写経を始めた人が居るが、この方も用紙は百円ショップで買ってきたと言っていた。兎も角何でも有りで、然も品数の多さ広範囲なのも驚きである。さて、今朝もいつものように薄暗がりの内から愛犬ハチの散歩に出掛けた。昨夜来の雨も一応上がっていたので、まっ、良いかと、傘を持たずに出掛けた。10分も歩かないうちに早やぽつりぽつりと降ってきた。しまった!と思ったときは既に遅し、今さら引き返すわけにもゆかず、さらに歩き続けると、猛烈な雨となった。丁度アーケード街だったので、取り敢えずは凌いだが、これから先を考えるとどこかで傘を買わなければならない。目の前に百円ショップがあったので早速金百円也の小さな傘を買った。もうこれ以上小さくできないと言うくらい小さい。しかしこれしかないのだから、その傘を差していつものコースを歩き出すと、百円でも一応傘の格好はしているし、無いよりは余程増しで、兎も角濡れずに帰ってくることが出来た。百円ショップの輸入元は殆ど中国製だそうだが、それにしてもよくぞこの値段でこんな物まで出来ると感心させられる。傘が缶コーヒーより安いのだから驚きだ。兎も角百円ショップのお陰で大して濡れずに済んだのだから、感謝感謝である。しかしこの便利さも弊害があって、例えばこの傘、直ぐに壊れて使い物にならなくなり、安易に捨てられ、ゴミの山となる。これは環境のために良くないわけで、最終処理までトータルで考えると、決して安くはない。百円で買って便利に使って壊れて捨てた。そこから先の費用は、結局税金が使われるのだから我々と言うことになる。そう考えてくるとこの百円、本当は何百円になっているのではないかと思い、嬉しさも半減した。

投稿者 zuiryo : 2009年08月22日 10:13

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