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2009年12月14日
ガブッ
他にこれっと言って話題もなく、懲りずにまたハチのことを書く。毎度のことだが、右前足肉球におできが出来て、びっこを引いている。そこで医者へ行き塗り薬を貰い毎日治療した結果、順調に回復しほぼ完治。やれ嬉しやと傷口を舐めないようにはめていた、何というものか名前は知らないが、チューリップ型のガードをはずした。ところが一晩かかって、折角治った傷口を舐め尽くし元の木阿弥、再び真っ赤に腫れ上がってしまった。もう1回やり直しである。その後順調に治ってこれで完璧。ところが今度は左前足をびっこを引くではないか。見ると指の間が真っ赤に腫れ上がっている。再び治療が始まり、ほぼ治ってきたつい先日のこと、早朝雨の中1時間の散歩を終わり、先ずは専用バスタオルで丁寧に体中を拭いてやった。さていつもの机の上に載せ、薬を塗ろうと抱きかかえた瞬間、ギャオ~ッと叫ぶやいなや私の右人差し指に激しく噛みついた。いててててっ!血がぽたぽた落ちた。この間はお歳暮の御礼状の書きすぎでバネ指になってしまい、お医者さんから顔が引きつるほど痛い注射を打たれ、今度はハチにおもっきり噛まれてまた痛い思いをした。災難続きの右手である。ハチは普段は実に良い子なのだが、足に触られると途端に形相が変わり、噛みつくという変な性質を持っている。理由は分からないが、兎も角困ったことである。その後足に薬を塗るのは、ハチが一番従順な雲水が一人居て、彼が専ら担当になった。不思議にこの雲水には絶対服従なのだ。何故なのか一度ハチに聞いてみたものである。
投稿者 zuiryo : 2009年12月14日 14:19