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2010年07月04日
養護教員
学校の養護教員を目指して頑張っている女子学生と話しをしていたら、大変興味有ることを聞いたのでご紹介する。つい最近教育実習で、小学校の保健婦見習いとして3週間ほど現場に立ったそうだ。現役の保健婦さんは大変良い方で、親切にご指導頂いたそうだ。中にはこの関係が旨くいかず、苦労したという同僚の話などを聞くに付けても、自分の場合は本当に恵まれていたと感謝したという。さて現場の様子だが、休み時間になると小さな子供が行列を作るほどドドッと押し寄せるという。殆どはちょっと傷したとか、熱があるとか、あっちが痛いこっちが痛いと、そう大したことでもないのに、ともかく保健室にやってくる。3年生の子供が熱いというので冷えピタを額に張ってやったら、直ぐその後、「せんせい!治ったよ~!」、とわざわざ言いに来るのだそうで、可愛いったらない。保健室が一種の子供達の憩いの場になっているようで、大したことが無くともちょくちょく顔を出すという。中には、「せんせい!こんどの土曜日空いてる?」、なんと言う子までいて、参っちゃいましたと苦笑していた。その女子学生が年齢よりずっと若く見え、ちいちゃくて、可愛らしい顔をしているから、5,6年生ぐらいに成ると、まるで友達だと思っているようだ。その学校の教頭先生が、嘗て自分が小学生の時の担任だったそうで、当時の写真を見せてくれた。まん丸の顔を真っ赤にして写っていたそうで、懐かしかったと言っていた。就活となると、甚だ狭き門で、前途の厳しさが危惧されるが、折角志を持って頑張っているのだから、どうか無事に就職できますようにと念じた。
投稿者 zuiryo : 2010年07月04日 09:45