2010年10月21日
会う人毎に・・・
毎朝の散歩はハチが死んでもずっと続けている。今朝も新聞配達のおばちゃんで、いつもハチに声を掛けてくれていた人にバッタリ、「アラ!ハチはどうしたんですか?」と言われ、「先月突然死んじゃったんです。」と言うと、わざわざ自転車を降りて、「そうですか~、お寂しいでしょうね~。」と慰められてしまった。また門前のおばあちゃんで、いつもハチと同じ時刻に犬の散歩をしていた人にバッタリ、既にハチが死んでしまったことを知っていて、「お寂しいでしょう。」と、ここでも慰められてしまった。夕方知人にあったら、明日娘さんと一緒にハチのお墓参りに行きますからと言われた。このように会う人毎にご愁傷様と言われ、折角少し癒えてきた心を、また元に戻されるような気がした。ところでハチの敵だった野良黒が、何と厚かましく、ハチが居なくなったのを良いことに、ちょくちょく台所にやってきて、餌をねだるようになった。更に増長して、ちゃっかり板の間にまで上がり込んで、寝ころんでいたと言うではないか。これには驚いた!我々が動物をこよなく可愛がるという性格を見透かすようなこの仕草、足に体をすり寄せてくるのだ。小母さんも地団駄踏んで悔しがっていた。が、野良黒の生きるたくましさ、頭が下がる。
投稿者 zuiryo : 2010年10月21日 21:12