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2011年01月18日

鉄柱激突

午前4時いつもの道を散歩していたら、後ろから勢いよく新聞配達のバイクが追い抜いて行き、ブレーキを掛けた途端激しく横転、アーケードの鉄柱に激突した。バイクも青年も横倒しになり、ヘルメットがすっ飛んでいる。こりゃ~一大事だ!駆け寄って、「大丈夫か!」と声を掛けると、弱々しく「だいじょうぶです」と答えた。「救急車呼ぼうか!」と問うと、「呼ばなくて良いです」と言う。取り敢えずバイクを起こしてから、青年の体を起こしてやった。脳しんとうでまだぼ~っとしているらしいが、大丈夫のようなので、散乱した新聞を集めて前籠に入れてやった。幸い雪降りのため1部づつビニールに包んであるから新聞は汚れて居らず、そのまま配達できる。倒れた場所が悪かった。滑ったところにアーケードの太い鉄柱があり、もろに頭をぶつけてしまったのだ。もしヘルメットを被っていなかったら、今頃大変なことになっていた。車道にはまだ雪がしっかり積もっていて、そこを走ってきて、アーケードの下は少し濡れている程度だったから、良いと思ってブレーキを掛けたのだろう。しかしバイクのタイヤの溝には雪がしっかりくっついているから、滑ったのだ。前日はもっと雪が深く、新聞配達のおばちゃん達は自転車を押しながら、配っていた。いつもならスイスイ軽やかに漕いで通り過ぎていたのに、これでは時間掛かるだろうな~と、苦労が偲ばれた。雪が積もって良い景色だなんて言ってるのは私だけで、世の中にはその為に大変な苦労をしている人もあるのだと改めて思い知った。散歩で足が雪に取られてかなわんと愚痴っていた自分が恥ずかしくなった。

投稿者 zuiryo : 2011年01月18日 14:24

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