2011年10月20日
パソコントラブル
最近新しいノート型パソコンを購入した。いつもお世話になっている山内の和尚さんに頼んで旧パソコンから新パソコンへデーターをすべて移してもらい、触れるようになったのがやたら嬉しくてしょうがない。まっ、子供が玩具を買って貰っていじくり回して喜んでいるのと同じ。で、ことの次第を早速ブログに書かなくっちゃと思い、いじくり回しているうちに突如ログイン不能に陥ってしまった。焦ってなお無茶苦茶、訳のわからない者がやるからますます深みにはまって、完全にお手上げ状態となった。再び山内の和尚さんにきて貰い操作したのだが、彼もお手上げになった。以上で二人ばんざいで、最後の頼みはホームページでお世話になっているソフト会社の方に相談と相成った。さすがプロは違うもので、ついに難問は解決した。いや~!嬉しいのなんのって、苦心惨憺した分だけ喜びは倍加し、これは一丁書かねばならぬということで、書いた次第。しかし超便利なものほど、一端トラブルとこんな始末の悪いものはない。さて午後京都の東福寺の方が二人お礼参りにやってきた。先日新しく管長が就任され、招かれ出かけたそのお礼である。わざわざお越しいただいては恐縮至極だが、新管長さんは建仁寺の素堂老師を介しての縁で、重責を担うご苦労を思うと単純におめでとうとは云いにくいが、ともかく健康に留意され益々のご活躍を祈るばかりである。すでに数年前に若い方に自坊は譲られ、ご自分は一人山中に籠もって、悠々自適の生活をされていたので、それから表舞台にでるのは本当に大変なことだとお察しする。やはり徳のある人というのはいくら引っ込んでいても、いやでも引っ張り出されるのだろう。ところで近日中にある会で話をしなければならない。もうこれが嫌で嫌で、お引き受けして以来ずっと頭にこびりついて、夜も安らかに眠ることが出来ないほどのプレッシャーとなっている。私は内弁慶でお寺の本堂で話をするのは、ホームグラウンドだから何ともない。ところが外へ出るとたちまち借りてきた猫となり、小心者がもろに出る。お坊さんは話が得意と思われるか知れないが、必ずしもそうではない。地獄の日々とはこのことである。
投稿者 zuiryo : 2011年10月20日 15:29