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2013年12月29日
畳替え
来年の遠諱に合わせ、前回見送った部屋を順次畳替えした。最後に自分の居室3部屋をついこの間やって貰った。居室だから畳の上には種々雑多、台や机などが一杯ある。それらを悉く別の部屋に一端移し、空っぽにしてからやって貰うという段取りである。日常常に使っているエリアだから、いろいろ不都合なこともあったが仕方ない。数日間がらんどうのところで寝た。折悪しく畳屋のご主人が腰痛になり、端から見ていてもお気の毒な状態である。「はやくちゃっちゃっとやれ!」と言いたいところだがそれも出来ず、じっと我慢の数日だった。漸くすべて納まり机や台なども元に戻し青畳の上にどっかと座った。いや~!気持ちの良いったらない!何とかと畳は新しいほど良いと言うらしいが、こういう気持ちを言うのかしらと思った次第。畳屋さんは近年一般家庭で余り畳の部屋を作らないようになったので商売上がったり、クラシックスタイルのお寺などが主たるお得意さんと言うことになる。市内でも嘗て何件もあった畳屋さんが激減、で結局良い仕事をするお店が残るというわけである。出来上がったばかりの畳に小さな紙片が挟まっていたので不思議に思い聞いてみると、畳表の産地を証明する印だという。な~るほど!産地偽装の食品がやたら騒がれたが、こんな所にも影響しているのだと改めて感じた。
投稿者 zuiryo : 2013年12月29日 11:09