2014年02月26日
小祥忌
今日は朝から車で小一時間ほどのお寺の先住さんの一周忌法要に出掛けてきた。この方は私が雲水時代からよく存じ上げている和尚さんで、随分親切にして頂いた。私のお寺の開山さんの直弟子が開いたお寺という関係で、去年の津葬にも行き、今回の法要にも招かれたというわけである。春真っ盛りのような温かで穏やかな日和で、沢山の和尚さんのお詣りの中、無事に法要を務めさせて頂き安堵した。今の和尚さんの奥さんは嘗て尼僧堂に在錫していた人で、いろいろ昔話に花が咲いた。また別にもう一人嘗てうちの僧堂に在錫した者で、その後別の僧堂へ移り、今は九州のお寺の和尚さんになっている者とも昔話に花が咲いた。いろいろ喋っているうちに次々遙か昔のことが想い出され、お互いに昨日のことのように思い起こされ、懐かしさで一杯になった。こういう事がなければ多分一生お目にかかることなどなかっただろうに、この法要のお陰で良い想いをさせて貰い有り難かった。
投稿者 zuiryo : 2014年02月26日 13:55