2014年06月01日
人疲れ
創建開山隠山禅師二百年遠諱も無事に円成して、ほっと一息つく間もなく、翌日から二日間お礼参りに出掛けた。地元地域の僧堂五ケ所は車でぐるり一周して済ませ,翌日は埼玉県の新座市へ出掛けた。今までもいろいろな行事で再三お邪魔しているお寺なので,まごまごすることはないのだが、品川駅で乗り換える辺りから、人が余りにも多いので、人の多さに疲れる。コンコースでの移動一つとっても,田舎者は目がくるくるする。ぶつからないようにするだけでも大変だ。東京近辺にいる間中、へとへとになった。特に帰りの品川駅では、岐阜で買ってきた切符の要領が分からず、あっちこっちまごついた。それでさらにへとへと度がアップ,何とか新幹線に乗りシートに腰を下ろしたときは大汗掻いて喉はからからだった。早速水を買い、ごくり飲み込んで、思わず顔を見合わせ,疲れたね~!と言った。坐った途端に眠くなって、こっくりこっくりである。順調に名古屋駅に到着、降りた途端に、ローカル~!次ぎに東海道線に乗り換え岐阜駅に着いたら、さらにローカル度が増し、あ~!平常心にもどったな~!お互い顔を見合わせて言った。こういうのも人によるのかも知れないが、私の場合は全く駄目。サザエのように海の底で岩にしがみついてじ~と暮らすのが性分に合っているようだ。そのことを改めて思い知らされた東京行きだった。
投稿者 zuiryo : 2014年06月01日 14:48