2014年06月02日
電子書籍
相当以前から電子書籍が出てきたことは知っていた。何事にも新しもの好きの私は早速ある会社の機械を買った。ところがこの機械が全く使い物にならず数日後ぽいっとゴミ箱に捨ててしまった。どうせ貯まっていたポイントで買えたのでタダなのである。ちっとも惜しくなかった。やっぱり電子書籍なんて駄目だ~!と言うのがそのときの感想。それから何年か経ってつい最近、知人から「キンドル」を薦められた。しかし前回で懲りたので余り乗り気はしなかったのだが、その人が実際に自分で使っているのを見せてくれたり、種々説明を聞いているうちに、生来新しもの好きの性格が頭をもたげ始め、「買う!」と決めた。この機械は書籍のみならずユーテューブやフルに入るとテレビや映画が見放題、そのほかグーグルマップ等々、多機能なことは想像以上で、使い方も知人が全て教えてくれた。中でも肝心の電子書籍はなかなか良い。文字も大きめで大変読みやすい。とりわけ古い本で有名なものが,殆ど0円で取り込める。版権が消滅したので多分タダなのだろうと推測される。名作がタダでどんどん取り込めるのだから、こんな嬉しいことはない。そんな中で,河口慧海師著「チベット旅行記」は本当に素晴らしい。読み終わってから古本屋市場から上下2巻購入して、大切な部分に印を付けて、自分流に写し取っている。ただ一読するだけでは勿体ないと感じたからである。最初は0円に引かれて読み始めたのだが、何と良い縁を頂いたことかと感謝感謝である。是非ご一読をお勧めする。
投稿者 zuiryo : 2014年06月02日 19:48