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2014年06月24日
電車の中、爆睡
昨日一晩泊まりで埼玉県のお寺に津葬で出掛けた。池袋から20分ほど、タクシーで10分でお寺に着く。行事も無事終わって、もと来た道を戻って私鉄に乗った。午後2時前後で中は空いていた。私の相向かいに坐っている若い娘さん、膝の上に文庫本を載せたまま爆睡中、左側のおじさんの肩にしな垂れかかっている。はっと気づいては元に戻るのだが、またおじさんの肩へといってしまう。そのおじさん、むっとしたように、邪険に肩を揺すって跳ね返す。しかし又元通りしな垂れかかるというぐあい。そのうち立ち上がって他の席へ行ってしまった。こうなるとつっかい棒がなくなったため、殆ど横に寝てしまうのではないかという有様。見ているこっちも気がきではない。そのうち駅に止まりその空いた席におば~たりあんが坐った。見るからに険しい顔をしている。こりゃあまずいことになったぞ。しかしむっとしながらも同性のよしみか、じっと支え続けてくれていた。ところがある駅に着いた途端、その爆睡女性、さっと立ち上がってさっさと下りていった。どうしてあれだけひどく眠っていたのに、自分の降りる駅で目が覚めたのか、不思議でならない。岐阜の田舎者が東京近辺に出掛けると、見るもの聞くもの驚くことばかりである。
投稿者 zuiryo : 2014年06月24日 10:30