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2014年06月25日

会下会(えかかい)

これでえかかいと読む。会下とは私の下で嘗て修行した者のことで、今はそれぞれ住職になって各地で活躍している。久しぶりに三重県から来た者は現在介護施設を設立し、日夜老人のお世話をしているという。これから益々高齢化が進み、我々もいずれお世話にならなければならない。仕事柄苦労も多いようである。今回の会は川崎在住の者が幹事役になって、知り合いの人の手づるで、普段はとても泊まれないような上等なホテルを取ってくれた。毎年一回の会だが、いつも僧堂時代の話に花が咲いて、賑やかに和気藹々の会である。翌日はバスをチャーターしてくれて、浅草寺お詣りと界隈での買い物、昼食は寿司屋で乾杯をして東京駅で別れた。私は数十年前、まだ高校生の時、友人に誘われて浅草に行って以来である。そのときは近くの寄席で落語を聞いたことを想い出した。浅草ロック街が大賑わいの頃で、それは活気に溢れていた。現在も賑わいは相変わらずだが、特に外人さんが多いのに驚かされた。近くに東京スカイツリーもあって、バスから首をひねって漸く天辺が見えた。高いのなんのって、首が痛くなった。東京でもこの辺は下町の典型で、田舎者には何となく親しみが持てる気がする。今月は大接心が終わって、翌日から連続四日間二往復の出向だったので、さすがに疲れた。帰路新幹線では爆睡だった。

投稿者 zuiryo : 2014年06月25日 16:05

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