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2014年09月10日

ひこにゃん

この間、彦根城を見物に行くとい人があったので、「ひこにゃん」を買ってきてと頼んだ。日本中ゆるキャラブームで、岐阜でも何とかという愛称のゆるキャラがあるが、到底このひこにゃんには及ばぬ。今や全国津々浦々何百とゆるキャラがあるが、「くまもん」と並んで双璧である。当地柳ヶ瀬でも「やなな」と言う段ボールで作った、凡そ可愛くないのがあったが、忽ち消えた。これは町おこしの工夫に、何処かで繫がっている。凡そセンスのないゆるキャラしか出来ないようなところは、街おこしもセンスがないと言うことである。過日、市の歴史博物館で弊寺の僧堂創建隠山禅師二百年諱展が催されたので見に行ってきた。ここは岐阜公園の一画にあり、見終わって外に出て、鬱蒼とした木々の緑、公園の背後に聳える金華山、頂上に岐阜城、朱色の三重の塔、壮大な眺めは圧巻である。この景色が一番の見所なのに、大金をはたいて変な建物を建ててどうするの!この景色を堪能できて、やって来た人が芝生の上で寝転んだり弁当食べたり、子供がはしゃぎ回れるスペースを作れば、岐阜市民の憩いの場になる。長良川河畔もそのままで最高のロケーションなのだから、鵜飼いミュージアムなど作らずに、芝生の公園と木立にすれば、どんなに良いか知れない。やたら建物を作りたがるのはどういうことかと思う。

投稿者 zuiryo : 2014年09月10日 17:41

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