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2014年09月27日

御嶽山大噴火

この夏休みの最後30日の土曜日に、親戚の者と4人で御嶽山に登山したことは既にブログに書いたとおりだが、あの同じ山がこんなになるとはびっくり仰天。御嶽山は二十数年前から、8月制間になると雲水引き連れて毎年登山していた山なので、他の山より親近感があり、人ごととは思えぬ。少し登り始めると森林限界になり、はえ松が広がり、遙か山頂が望める。また振り返ると乗鞍が聳え立ち、裾野まで雄大な姿が見える。今回は老化のためにヘロヘロになったが、50代の頃は、俺についてこい!てなもんで、いやいや登る雲水の尻を叩いて「弾丸登山」をした。二十数年前滝行を始めた頃、宿の主人に聞くと、それより数年前、御嶽山の火山性地震で、崖崩れや道路はまるで絨毯の端を持って上下に揺らすように波打ったそうだ。道路沿いに林立する御嶽教の信者さん達の供養塔はバタバタと倒れ、その被害は大変なものだったそうだ。何年か滝行を続けていた頃、夜中にまるで巨大な大砲が轟くような音がしてガタガタ揺れたことがあった。翌朝、宿の人に聞くと、御嶽山の地中のマグマが動くためだと言っていた。地元の人は珍しくもないらしく平然としていたが、大丈夫かしらと思ったものである。宿の周辺の鬱蒼とした山には、大昔の大噴火で飛んできた巨大な岩がゴロゴロしていた。やはり活火山は侮れないものだ。今回も何人か亡くなられた方がいるようだが、ついこの間登った山なので一層身近に感じたニュースであった。

投稿者 zuiryo : 2014年09月27日 20:24

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