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2015年01月26日

利根川博士のノーベル賞

去年は発光ダイオードの研究で日本人の学者3人一緒にノーベル賞受賞が決まり大騒ぎになったが、28年前の利根川博士の生理学・医学賞の受賞も素晴らしい研究の成果である。利根川博士と立花隆氏の対談が本になっていて、それを読むと大変面白い。受賞の対象になった「抗体の多様性生成の遺伝子学的原理の解明」についての部分は、読むうちに頭が痛くなり、挫折するのでそこはすっ飛ばして、発見にいたるプロセスが面白い。早い話が運とセンスだという。当たるも八卦ということになるわけだが、その人の自然観が本当のネイチャーに近い人ほどセンスが良いと言うことになるという。どこか禅の修行にも似たようなところがある。な~るほど!と、ピ~ンとこないドンクサイ奴は、それなりの努力はしているのだが、いつまで経っても思うような結果が出ない。フィーリングと言うと言い過ぎになるが、センスが悪い。

投稿者 zuiryo : 2015年01月26日 15:51

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