2015年05月03日
観光
南アフリカから知人が三人訪ねて来たので、谷汲山を案内した。丁度新緑真っ盛りの季節で、若葉が目に染みるようだった。車を駐車場に止めて長い参道を歩き出すと直ぐ両側の土産物店を珍しそうにのぞき込み、興味津々、それが日本人の感覚と全く違う。しかし本堂に到着すると、仏教などまるで解らないのに、殆ど違和感なくお詣りをする。本堂下の地獄巡りもやったが、良かったと言う。売店で記念のお守りやグッズもいろいろ買って、殆ど日本人を案内しているのと違いなかった。見事な仏教建築に、素晴らしいと感嘆の声を上げ、何枚も写真を撮っていた。鬱蒼とした大自然に囲まれた雰囲気の良さを感ずるのは、万国共通のものなのかも知れない。三人の中の一人は完全なベジタリアンなので、昼食は予めそういう注文をしておいたが、美味しいと満足げだった。全く違う環境で生活している人たちなのに、意外と思うことは一致していたのに驚かされた。
投稿者 zuiryo : 2015年05月03日 20:02