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2015年08月22日

スペイン・ポルトガル旅行

兄夫婦が今年金婚式を迎えるというので、その祝いをかねて、スペインへお伴で一緒に出掛けた。1週間前友人でスペインへ行かれた方に、暑さ加減を聞いてみたら、バルセロナ辺は日中50度ですという話に、びっくり仰天した。さて現地に行ってみると、確かに日差しは強烈で、ジリジリと肌を刺す。しかし日本のように湿度が高くないので、ちょっと日陰に入れば、実に涼しく爽やかで心地良い。10日ぶりに帰国して岐阜のむっとする暑さに、こりゃ~スペインの方がよっぽどいいやと思った。殆どバスでの移動だったが、何時間走っても延々とオリーブの林が続く。まさにオリーブの木の海である。その広大さは半端じゃない。確かに国土はほぼ真っ平らで、地平線の彼方まで畑が広がっているが、殆ど雨は降らず乾燥した大地で、日本のような肥沃さは感じられない。片側はドングリの木(イベリコ豚の餌用)、もう片側はオリーブの林が延々と続くという具合である。ともかくパサパサと言うのが実感。成田に戻って電車に乗って窓から見える鬱蒼とした緑が目に染みた。むしむしと湿度の高いのには閉口するが、それらをさっ引いても、この緑溢れる景色は、何にも代えがたく心安らぐ。もう一つ思うのは、日本食の豊かさである。今世界でこの和食文化が注目されていると言うが、これを日本人は普通に味わっているのだから、本当に幸せなのだと改めて思った次第。

投稿者 zuiryo : 2015年08月22日 16:52

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