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2015年12月04日
横断歩道
今日車でお医者さんへ行った帰り掛け、右折したところに歩道があった。丁度お婆さんが渡り掛け、当然のことながら一端停車した。するとそのお婆さん、私の車の前でちょっと頭を下げて通り過ぎた。小学生が横断歩道を渡るときも同様で、渡りきったところで必ず頭をちょこんと下げる。これは日本国中何処でも見掛けることだが、本当に日本的だな~と思う。横断歩道を青信号で渡るわけで、何も憚ることは無い。さてロンドンに友人が居るので時たま出掛ける。市内至るところに横断歩道があるが、青信号に従って渡る者は一人も居ない。全て無視、車の前をすり抜けるように、じゃんじゃん渡る。この習慣に慣れていない頃は、良いだろうか?躊躇したが、慣れたら何も気にならなくなって、当たり前になった。習慣の違いと言えばそれまでだが、考えてみたら恐ろしいことである。一方車の違反に対しては実に厳しい。走っていても細かな標識が次々にあって、ちょっとでも違反するとカメラで撮られ、直ぐ罰金の請求書が来る。支払いを躊躇していると、日ごとに倍々ゲームで額が増えて行くという地獄のようなシステム。あっという間に何万円にもなる。とくに駐車違反に対しては徹底していて、違反を見つけてシールを貼り付ける専門の業者が居て、車を離れるのは大体30秒が限界で、あっという間に違反シールが貼り付けられ、支払いを渋れば毎日倍倍でつりあがり、酷いことになる。横断歩道無視も酷いが、駐車違反に対しても酷すぎると思う。何かお互い神経逆立てて暮らしているような気分に成ってくる。
投稿者 zuiryo : 2015年12月04日 20:28