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2016年04月22日
型にはまる
夏期入制の大接心が15日から1週間あって、昨夜無事に終わった。今朝はほっと一息というところで、久しぶりにゆったりと過ごしている。お天気も良いので溜まった洗濯をして、明日の齋会出頭の準備をして、これから山歩きでもしてこようと思っている。一週間籠もりっきりだったのでだいぶ体が鈍っている。一汗かいてこないと、気持ちがシャキとしない。昨夜の雨で楓の新緑の美しいこと、目に染みるようだ。鶯が早朝からしきりに鳴いて、静まりかえった隠寮の庭に響き渡っている。秋の紅葉も美しいが、私はこの時期の新緑の方が生命力溢れていて好きだ。楓の古木で2本大きなのがあるが、近年衰えて肝心な秋は、紅葉する前にちりちりに枯れ葉になって落ちてしまう。まわりの楓が真っ赤なのでこの2本の枯れ葉が一層目立つ。いっそ切ってしまおうかな~と思ったこともあるが止めることにした。一生懸命目に染みるような若葉を見せて貰うと、切り倒すどころか、感謝感謝である。
投稿者 zuiryo : 2016年04月22日 10:26