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2016年06月01日

人間ドック

私はもう20年以上前から年一回必ず人間ドックに入ることにしている。最初の頃は知人と一緒に受診していたが、その方は2,3回して、もうこんなのは止めだ!と言って、以後一切やらずに、間もなく米寿を迎えられるのだが、健康そのものピンシャンしている。一方ずっと根気よく続けている私の方は、あっちこっちガタがきて、検査の結果はいつも黄色信号。知人の言う通りで、やってもやらなくとも健康な人は健康で、具合の悪い者は要注意を指摘されてはビクビクしている有様である。人間死ぬときは死ぬので、こんなの止めようがない。そう達観できれば良いのだが、生来小心者の私は、今年も又ドック入りというわけである。これだけ経験豊かになると、胃の内視鏡検査などは慣れっこになって、軽い麻酔をかけられると直ぐにすやすや寝てしまい、検査が済んで看護婦さんに肩を揺すられて目覚めるという次第。明日は直腸の内視鏡検査、これは眠ってられない。カメラが腸の中を蠢くと場所によって痛いのなんのって、もうひたすら早く終わるのを念ずるばかりである。

投稿者 zuiryo : 2016年06月01日 20:48

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