2017年12月17日
初雪
8時から講座を始めるとき、ぼたん雪がしきりに舞った。多分この雪が今年初めてのもの、底冷えはずっと続いていたが、矢張り雪が舞うと一層冷たさを実感する。しかし間もなく止み、その後はお日さんが照って、少し北風も吹き、開け放った禅堂は身を切るような冷たさである。臘八の寒い思い出は数々あり、まあこの程度は並みである。矢張り一番は午前3時一斉に窓を開け放った時である。脳みそまで凍るような気がする。人間は元来怠け者で、一端緩めると際限なく緩くなる。環境が厳しい時ほどさらに厳しくするのが一番いいことなのである。何事も「徹底」の一語に尽きる。
投稿者 zuiryo : 2017年12月17日 15:07