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2017年12月28日

素足に板の間

昨日も雪が降り、朝の気温はちょうど零度、身を切るような冷めたさが身に凍みる。私は横着して、そぞろ小寒くなる秋ごろから早くも足袋を履いているが、雲水は凍るような時期になっても素足である。嘗て雲水修行中、脳天に突き抜けるような冷たさは嫌!というほど味わった。だからそういう姿を見ているだけで、こっちまで心が凍る。人間足が温かくなると体全体も温かくなる。だから窓を開け放って寒風吹き抜ける禅堂の坐禅は、傍で見てるよりは寒くはない。それは足を組んで坐っているから意外と暖かいのだ。僧堂はやたら板の間が多い。だから氷の中に足を突っ込んだくらい冷たい。そういう姿を見ているとかって経験した雲水時代を思い出して、とても他人事とは思えない。は~るよ来い!は~やく来い!

投稿者 zuiryo : 2017年12月28日 09:46

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