2018年02月03日
たより休刊
今月号をもって三十数年続けてきた瑞龍たよりを休刊にした。途端にあっちこっちから、どうしてですか~!と言われてしまった。まっ、惜しまれて止めるうちが花である。元々は伽藍をすべて新築するという計画が持ち上がり、そのためには当山のことを少しでも多くの方々に知っていただきたいというのが始まりであった。お陰様で当初の目的は達成され、また一般の方々向けの新たな禅堂も完成し、それを使って月曜早朝坐禅会も始まった。これがまた引き金になって、新たなご縁で、本堂に障壁画も完成した。まさに波及効果抜群で、ほかにもいろいろご縁ができた。そういう多くの方々から頂いたご厚情へ僅かばかりのお返しと言う気持ちでもあった。これが現在につながっている。だから休刊は余程考えての決断だった。ほかにも私自身の精神的老化がある。我ながら愕然とするほど「とろい」頭になった。こんな状態で恥を世間にさらすのは、とても耐えられない!これが休刊の本当の理由です。
投稿者 zuiryo : 2018年02月03日 16:24