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2018年08月31日
水引
お寺では黄色・赤・黒、の三種類の水引が常にないと困る。今日お金包みを支度していたら、紅白のストックが殆どないことに気が付いた。お寺の場合は相当長いものでなくては困る。さてどこへ買いに言ったらいいものか?あらゆる品物をそろえているバローへ行くと案の定ない。店員さんにこういうものを扱っているのはどういうお店なのかと聞くと、結納屋さんだという。しかしその結納屋さんが解らないというと、親切に岐阜市内地図から1軒探し出してくれ、その近辺の地図までコピーしてくれた。ようやくたどり着くと、そこは大変立派で古風な作りで、結納のひな形がいくつも飾られていた。見本の1本を見せると、ハイ!ございます。やれやれ、市内あっちこっち駆けずり回って、ようやく手に入れたという次第。世の中全てが簡略化されてきて、古来の習慣は殆ど消滅である.この水引にしても、お寺の世界では日常の必需品だが、一般では全く無用のものとなってしまった。あらゆる事柄で伝統を守って行くのはますます難しくなったものである。
2018年08月29日
認知症一歩手前
先日知人のお見舞いに出かけた。前回お見舞いした時より顔のつやも良く、言葉もしっかりしていたのでほっとした。二人の娘さんも遠路駆け付け、ず~と傍にいてくれるので、安心感もあるのだろうと感じられた。広い病室でみんなとお喋りをして、この辺でお暇しますと申し上げると、近くのレストランで昼食でもと誘って下さった。久しぶりにいろいろな話で盛り上がり、お別れした。寺に戻って翌日車の助手席に何か品物が置いてあるのに気が付いた。これ何だろう??いつ紛れ込んでここにあるのか??食べ物だったので、まっ良いか、と頂くことにした。2,3日後、お見舞い先の方にこの摩訶不思議な件をお尋ねすると、それはあなたに差し上げたもので、後ろの座席に自分で置かれましたよ~!ええっ!そうでしたか~。近頃の物忘れの酷さについては度々書いてきたが、ついにここまで来たか!ガックリ来て絶望的になった。
2018年08月13日
干天の慈雨
連日の酷暑で一粒の雨も降らず、庭木も杉苔も枯死寸前に、突然猛烈な雨。嬉しいったらありゃ~しない!真っ茶色になっていた苔があっという間に緑一色になり、木も喜んでいた。気温も一気に下がって、凌ぎやすくなり、実に快適。
2018年08月11日
境内の水遣り
これだけ酷暑続きでは、庭の植え込み、特に杉苔は堪ったものではない。ほどんど茶褐色になってチリチリの仮死状態、可哀そうったらありゃ~しない。しかし庭全体に広がる杉苔だから水を撒くと言っても簡単ではない。そこで半分づつに分けて、しばらく晴れが続く間は散水することにした。今年のような暑さは滅多にないことで、自然界もどこか異常な気がする。同様に世界の政治情勢も、どこか歯車が狂いだしているような気がする。地球全体自然界も人間界も。この行く先は一体どうなるのだろうか?私が心配したってどうなるものでもないが、これ以上異変が起こらないように祈るしかない。
2018年08月05日
また猛烈熱波
一時35度くらいに下がってやれやれと思ったら、またまた40度!そよ風が熱風だから、窓は締め切って置くという次第。今年はどうしてこうも暑いのだろうか?緑に囲まれたお寺でこれだから、街中ではさぞ大変なことだろう。終日クーラー掛けっぱなし。寒いのは縮こまっていれば何とか凌げるが、暑いのは凌ぎようがない。これじゃ~発電所も大変だろうな~!節電なんて言ってられない。しかもこの暑さの炎天下、高校野球が行われているが、どうにかなっちゃうなんてことないのだろうか?精神一到何事か成らざらん。