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2019年04月20日
また野良猫が一匹
早朝モコモコの白黒の毛で首輪に鈴が付いている猫がやって来た。明らかに何処かの飼い猫である。まあ折角来たのだから、キャットフードを与えた。處がその食いっぷりは凄まじく、むしゃぶりつくようだった。余程飢えていたに違いない。よく見るとふわふわ白黒の毛もかなり汚れていて、もう何日もまともな食事はしていなかったようである。野良でない証拠に、以後餌を与えた雲水の顔はしっかり覚えていて、身体をこすりつけてくる。まだ寒いので段ボールにタオルを敷いてねぐらを作ってやった。以来何処へも行かず住み着いた。今は日中お地蔵さんの足元に居る。「リンちゃん」(名無しの権兵衛も可哀想なので首輪の鈴がりんりん鳴るので)と勝手に名付けて、可愛がっている。しかし道路から百メートル以上の参道突き当たりの僧堂へ良くやって来たものだ。こうしてまた一匹猫が増えた。
投稿者 zuiryo : 2019年04月20日 19:43